アオスジアゲハウスバシロチョウの卵のことなど

2019年04月29日

アカスジキンカメムシ

 去年の秋、ある場所で幼虫を採集したアカスジキンカメムシが、一昨日、脱皮して成虫になった。初めてのことなので、かなりうれしい。

 幼虫君は、長い間、狭いタッパーに入って我が家の冷蔵庫で冬を越したのだ(これは妻には内緒である)。アカスジキンカメムシのホストはツゲだということなので、近所の植木屋さんでツゲを探したが、「ツゲはこちらです」という店員さんの案内で行ってみると、ことごとくイヌツゲでどうしようもなく、越冬明けからは、ティッシュに含ませた砂糖水を与えていた。幼虫君は、ずっとティッシュにしがみついて吸っているのか、吸っていないのかわからなかったが、無事に成虫になったところをみると、少しは栄養になっていたのだろうか。
 見れば見るほどきれいな虫で、ため息が出る(我ながらヘンな奴だな)。

 画像の右側は、幼虫の脱皮殻。
IMG_0979




smallblue at 20:26│Comments(0)

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