2020年04月25日

庭で虫たちと

 この数日、寒い日が続いたが、今日はようやく少しましな一日になった。オオムラサキの幼虫たちを袋掛けしているのだが、そろそろエノキの葉がすくなくなったようなので、かけ替えの準備をしていると、ホシアシブトハバチがやってきて産卵を始めた。
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                  ホシアシブトハバチ

 とてもきれいなハチで、僕のお気に入りだ。卵は、若い葉柄に産卵管を射しこんで産み付けられているようだ。
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                  かなり太い産卵管
 僕はこのハチの幼虫を見たことはあるが、育てたことはない。繭を見てみたいから、幼虫が生まれたら袋掛けにしようと思う。

 で、肝心のオオムラサキの幼虫君だが、今年は死んでしまう個体が多くて、6頭しか生存していない。網を外してみると、もうみんな脱皮を終えて緑色になっていた。指に乗ってもらって、記念写真を。
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                  かわいいでしょう?

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              すべての幼虫を移動して作業完了

 勝手に生えた菜の花には、たくさんのハチやアブが来ている。その中で目立つのが、触覚の長いこの子。なかなかキュートなハチだと思うが。
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              シロスジヒゲナガハナバチ(だと思う)

 ガマズミの若葉で汁を吸っていたのは、キマダラカメムシ。成虫で冬を越して、もうすぐ産卵の季節である。

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               超アップにしたらこんな顔です
 

smallblue at 20:38|PermalinkComments(0)

2020年03月31日

すこしだけ野歩き

 3月最終日。昨日・今日と休みを取ったのだが、残念なことに天気が悪い。昨日はどんよりして時折雨が落ちるような天気である。今日は、昨日よりはましだけれど、やっぱりどんよりした天気に変わりはない。「あー、天気が良ければ、ギフさがしに行こうとおもっていたのに」と嘆いても、天気だけはどうしようもない。


 仕方がないので、ほんの少し明るくなった午後、近所のポイントを歩いてみることにした。

 雑木林に覆われた丘陵地の縁に、田んぼが広がる僕のお気に入りポイントだ。もちろん珍種がいるわけではないが、それなりに虫の姿が多くて、楽しめる場所なのである。それに今日は、標本用に少しモンシロチョウやキタキチョウを採集しようと思ったのだ。
 昆虫館や学校で子供たちにスケッチをさせると、標本の消耗も激しいので、こういう子供たちになじみ深い最普通種の標本は、定期的に作らねばならない。

 網とカメラを持ってあぜ道を行くと、もはや数を数えられないほどのモンシロチョウ、モンキチョウ、キタキチョウが飛び回っている。そこにツマキチョウとルリシジミ、ツバメシジミ、テングチョウが加わって、春の宴の真っ最中であった。
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        キタキチョウ
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        ツマキチョウ
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        何とかフレームイン
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        キタキチョウはもう産卵していた

 1時間半ほど遊んで今日はお終い。次はもう少しいい天気になるといいなぁ。

 
 


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2020年02月21日

初蝶登場!!!

 数日前までの寒さとはうってかわって、今日は風もおさまり、陽射しの暖かい一日であった。今年度の現場仕事が終わったので、1週間ほど前から本社勤務である。だから昼飯を食べ終わったら恒例の散歩。

 

 陽射しを受けて暖かい土手を歩いていると、いましたよ! 僕にとって今年の初蝶。モンキチョウ♀である。土手すれすれに低く飛び、すぐに地面に降りて、翅を横たえてできる限り太陽の光を受けようとしている。モンキチョウ独特の姿勢である。

 

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できるだけ陽射しを受けようと翅を傾けるモンキチョウ♀

 経験がある人にはわかると思うが、この時期の蝶は、意外に神経質である。蝶の数が増える時期だと、接近も比較的容易なのだが、個体数が少ないと、蝶は妙に敏感になるのだ。何度か接近を試みては逃げられていたのだが、執念深く追跡してようやく写真を撮ることができた。オオイヌノフグリにストローを伸ばし、蜜を吸っている。さぞかし美味しいんだろうな。

 

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                オオイヌノフグリの蜜は美味しい?

 よおし! モンキがいるならモンシロもいるはずだと、なおも土手を歩いていると、ずっと向こうからひらひらと近づいてくる蝶がいる。モンシロだ! 慌てる必要もない。向こうから近づいてくるんだからと待ち受けること十数秒。眼前にやってきたのはモンシロチョウの♂だ。しかしとまらない。

 

 モンキチョウの♀よりずっと軽やかに、少し高い空間を飛び続ける。必死に後を追いながらシャッターを切って、ようやく姿を捉えたのがこの写真。いやはや疲れた。

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              なんとかモンシロ君だってわかるかな?  

 

 そうこうする間に今日の昼休みはおしまい。2種2頭のみの確認だったが、春という文字を思い出して、ニコニコしながら仕事に戻ったのだった。

 

 ちなみに去年の、同地での初蝶は、確か3月5日のモンキチョウだから、今年は2週間近く早いことになる。



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